久しぶりに新しいフリマアプリが参戦してきましたね!
その名も「PayPayフリマ」。

あのPayPayが、キャッシュレスサービスとの連動化と囲い込みを図るためにスタートさせたフリマアプリです。
では新しいフリマアプリPayPayフリマには、どのような特徴があるのでしょうか?

メルカリと比較して良くなった所をピックアップしていきましょう!
PayPayフリマはヤフオクと連動している
まず開設してみて、わかったこと。
このフリマアプリ、ぜんぜん新しくない。。。(⌒-⌒; )
だって、あのヤフオクと連動されたアプリなんです。
というのも、まずは開設するのにヤフーIDが必要です。

お待ちでない方は、新規登録が必要です。
ヤフーIDで早速、新規登録してみると・・・

すでに、ヤフオクをやっていた時の評価が入っているではないですか!

ご丁寧にヤフオク時代の評価まで、表示されます。良かった、、良い評価ばかりで。。。
それだけではなく、PayPay残高や放置していたヤフオクの売上金まで。
あ、でもここで気がつきました!

今度からPayPayフリマのアプリから、簡単にヤフオクの売上金もPayPay残高にチャージできるようになるんですね!これは便利♪
ポイント!PayPayフリマには、過去のヤフオクでの実績がそのまま反映されます。また、今後ヤフオクに出品した際も、条件を満たしている商品に関しては、自動的にPayPayフリマ上にも掲載される仕組みになっています。

とはいえ、過去にヤフオクで売れた商品の情報まではPayPayフリマには載らないので、ご安心ください。
PayPayフリマの出品画面はメルカリとほぼ同じ
メリカリユーザーがPayPayフリマを始めてみると、おそらくこう思うハズです。
「ほぼ同じやん」
そう、その出品画面はメルカリとほとんど同じ仕様になっています。
なのでフリマに慣れている人は、サクサク迷うことなく出品作業ができます。
ちなみにPayPayフリマの商品説明欄は、コピペ対応ができます!
したがって他のアプリで出品している自分の画面をコピペして、そのままPayPayフリマにも引用できるので楽ちんでした。

写真は10枚まで掲載できます。
アプリ上で写真撮影をしてもいいですし、カメラロールからピックアップしてもOK。
ただし、メルカリよりも写真を編集できる機能が少ないです。

切り取りとゴミ箱だけ。
写真に文字入れをしたい人は、あらかじめスマホの端末で編集したものをカメラロールに保存して、ピックアップしてくださいね。

カテゴリーは、結構細かく枝分かれしています。
メルカリのように勝手にAI判定はしてくれないので、自分で選択していく必要があります。(あのメルカリのAI判定にも賛否あるので、これはこれでいいのかも。。)

商品の状態選択もほぼ同じ。

新しいのは、着用回数の選択項目があること!(任意)
未使用じゃないけど、あんまり着てないんだよ〜というお洋服の出品をアピールしたい人には、いいかも♪
逆に【未使用・タグ付き】をよく出品する人は、この項目は選択しなくてもOKです。

発送までの日数もありますね。
さらに出荷元の都道府県も選択するので、買った人にはどのくらいで商品が到着するかの目安がわかります。

あとは、値段を決めて出品するだけ。
販売価格は、メルカリと同じ300円から。
ただし上限金額はメルカリの999万円よりかなり低く、今のところは30万円までです。
ポイント!PayPayフリマの出品画面はメルカリやラクマとほぼ同じ。売上金から引かれる販売手数料(出品者負担)も、メルカリと同じ10%です。
ただし、ここで利益を切りの良い数字にすることにこだわっている人には覚えておいてほしいのですが、↓

色々な販売価格を入力して、手数料と利益の関係を比べてみました。
数字に強い方は、この理屈が分かりますよね?(私は分かりません)
つまりメルカリとは、10%の計算方法が違うんです。
700円の利益を得るために、単純に777円の値段をつければ良かったメルカリとは同じ計算にならないので気をつけてください。
同じく1000円の商品を999円で売っても利益が900円だったメルカリマジックも、PayPayフリマでは使えません。

PayPayフリマとメルカリの違い
じゃあ、何が新しいフリマなの?という観点から、PayPayフリマがメルカリと変えてきた作戦について、4つ紹介します。
PayPayフリマはコメントで値下げ交渉ができない
これに関しては、よくぞやってくれました!と、拍手喝采の出品者も多いでしょう。
あのメルカリで散々やられてきた不当な値下げ交渉に、もうイライラすることはないんです!
PayPayフリマでは、コメント欄で値下げ交渉をすることはできず、「価格の相談」ボタンという機能から希望価格を出品者だけに伝えるシステムになっています。

しかも、相談価格はもとの値段の80%以上が条件になっています!
これで非常識な値下げ交渉はなくなりますね。
さらに出品者は、相談された価格について受け入れる場合のも24時間以内に「同意」ボタンを押すだけ。
承認できない時はそのまま放置すれば、交渉はなかったことになります。
「今回はごめんなさい」的な面倒なコメントのやりとりも必要なければ、値下げ交渉のやりとりコメントを見た他のユーザーから、横ヤリを入れられるような煩わしさもなくなりました!
とはいえ、「商品への問い合わせ」というコメント書き込み欄はあるので、平然と値下げ交渉をしてくる人もいそうですが・・・
そこはPayPayフリマの規則にのっとり、「こちらからは受け付けできません」を貫くことができます。
PayPayフリマのやりとりは全て匿名
PayPayフリマの発送選択は、他のフリマよりもかなり絞られているのが特徴です。
配送業者は郵便局とヤマトのみ。さらに、郵便局でも普通郵便やクリックポストは使えません。
一切宛名書きの必要がなく、お互いのプライバシーが明かされることがないまま取引を進めることができます。
まあ、保証がない代わりに安い送料で抑えようとしていたユーザーにとっては、少しネックになるかもしれませんね。
ちなみにPayPayフリマの送料は以下の通り。
※2020年秋現在


PayPayフリマは全て送料込みの値段
これは購入者側に嬉しいルールかもしれません。
送料を出品者負担でも購入者負担でもできる他のサイトと違って、PayPayフリマは全ての商品が送料込みの価格での出品になります。

ま、その分販売価格が高く感じてしまう時はあるかもしれませんが。。。
ちなみに2019年11月末まで、送料を負担してくれるサービスを開催しているので(大きい荷物も!)、お互いにとって今は出品or購入のチャンスです!

PayPayフリマはプロフィール入力が不要
PayPayフリマは、特に出品者の人となりをアピールするようなプロフィール入力画面がありません。
表示されるのは、ヤフオク時代も含めた過去の取引実績のみ。それさえあれば出品者の信用性は測れますよね。

あえて入力することといえば、名前とプロフィール画像のみ。
プロフィール画像でさえ未登録のユーザーもたくさんいて、とてもドライなやりとりを行うことができます。
メルカリのように、やたらとプロフィールで自己アピールする必要もなければ、ナゾのルールを押し付けられることもありません!
なかなか素晴らしい、フリマアプリの原点に立ち返ったような仕組みだと思います。
PayPayフリマに早速出品してみた
さてモノはためしに初出品してみました。
出品自体は本当に簡単にできますし、出品した後の編集もすぐにできます。(ヤフオクのように、編集不可能な項目はありません。)

また、商品ごとに閲覧数を確認することもできるので参考になりますね。

出品した時間帯も違うので一概に言えませんが、メルカリに出品した同じ商品と比べてPayPayフリマの閲覧数はちょい少なめといったところです。
私の感覚では、ラクマ以上メルカリ以下の食いつきではないかなと感じています。
まだスタートしたばかりで注目されているアプリですしね。なんだかんだヤフオクからの出品商品が多くを占めているので、活気はあります。


ただしヤフオクの業者出品はハジかれるので、建て前上は個人だけの出品者だけが集まるフリマアプリです。(あくまでも建て前上)
PayPayフリマの可能性〜まとめ
2019年10月にスタートした、新フリマアプリ「PayPayフリマ」。
手数料や送料が特に安いわけではないことは残念ですが、メルカリで煩わしいなと思っていたことに改善が見られたりと、今後の起爆剤とはなっていきそうなフリマアプリです。
メルカリもメルペイと連動させることでシェアが拡大してますからね。PayPayも負けてはいられない感じでしょうか。
500円オフクーポンも配信されているので、今度は購入する側の体験もしてみようと思います♪
