もう中学生のルーツに迫る10年前のロングインタビュー後編~ファッションの秘密から将来の野望まで~

お笑い
この記事は約11分で読めます。

前回までのおさらいはこちら↓

令和3年再注目芸人・もう中学生のルーツを探る!~10年前のロングインタビューから分かる一貫したお笑いへの姿勢~<前編>
もう中学生10年前の30分インタビュー(GYAO!にて収録)の前編文字おこし。

人気に比例して仕事の量が急激に増えたもう中さん。思うようにネタ作りの時間がとれない苦悩を口にすることをためらった前編。

後半では男性インタビュアーさんが、さらにもう中学生の本音を探っていきます。
早速どうぞ!

スポンサーリンク

#6 ネタ作りのために大切にしている時間を語るもう中さん

Q「前までの方が時間があって、満足のいくネタが作れた?」

中「なんて言うんですかね・・・。面白いことをやりたいなと。面白いことをやるにはチョット時間が必要だったり、自然を見たりとか、自転車でサイクリングに行って景色を見たりして考えることが必要で。本を読んだりとか。そうやって色んなものを吸収したりすることが必要だと思う。」

Q「今だと吸収する時間がないよね」

中「でも2001年くらいのことを思い出させていただくと、あの頃からしたら夢のような生活で、周りの皆さんにも『すごいことだよ』とか『ありがたいことだよ』とか(言われる)。」

Q「2001年ってNSCに入学した頃?」

中「はい。あとピンになってからもずっとお手伝いばかりで。でも2003年ぐらいから鈴木おさむさんの『ザ・おさむショー』というライブがあって、そのお稽古のお手伝いもさせていただいて。おさむさんからもすっごいいっぱい色んなことを教えてもらって。今、毎晩お稽古でおさむさんにお会いしてたりして。そういうのもすごい幸せで、毎日夢のような気持ち。」

Q「だけどクリエイティブなものを作るヒントや刺激が足りなくなってくる?引き出しがだんだん空になっていくような。」

中「そうなんです!貯金が。貯金したいですね、色んな。貯めたりとか・・・。そのお笑いのことを頭の中に貯金。お笑い貯金を。」

「お笑い貯金」のワードが出た時に、やっと伝えたいことを言葉にできた笑みがもう中さんから出たのが印象的でした。

#7 チェック柄の衣装の秘密を語るもう中さん

Q「こないだ次の撮影場所に1人で先に行って、寸暇を惜しむように隅でネタ作りしているもう中くんの姿は、すごい真剣な表情だったよ。」

中「やっぱ怖さもあって、独りぼっちなんで。自分次第だから。」

Q「誰かに相談はしないの?」

中「相談はします、お母さんに。そうするとでも、お母さんにはホント怒られる・・・。」(と抱えた足に顔をうずめる)

Q「お母さんには電話で?」

中「はい、そうです。」

Q「よくもう中くんが来てるチェックの服はスタイリストじゃなくて、お母さんなんだって?」

中「上着は僕が買ったやつで、下はお母さん。」

Q「長野で?」

中「はい。実家にいる頃、高校生の時に履いてた。」

Q「え?そんな前のやつなの?!」

中「あ、でも1番初期のやつはもうチャックが壊れて履けないんですけど、それと全く同じやつを2着東京で見つけて買って。」

Q「いつも衣装のどこかにチェック柄が入っているよね。それは何か理由があるの?」

中「それは実家に帰ったらお母さんが支給してくれたり。(それが)チェックの洋服が多くて。」

Q「ジンクスとかではないんだ」

中「とかではなく。」

Q「スタイリストはお母さんなんだ。でも、そろそろいいよとか思わないの?」

中「ああ、なりますね。でも、もう買っちゃってあるんです。はいって(渡される)。」

#8 代表作「チュン太郎とチュン次郎」誕生秘話を語るもう中さん

Q「チュン太郎とチュン次郎のネタが生まれたキッカケは?」

中「あれは銭湯のネタを作って、最初は僕がデッカイ鳥になって銭湯に『なんだここは』って入っていくネタをやってて。でもレッドカーペットのオーディションの時に、1分でやるとなると僕が鳥ならそんな時間もないなと思って。じゃ僕の鳥を描こう!と思って描いているうちに、僕は家族が好きなので『お兄ちゃんのことも一緒にネタに出そう』と思ってもう1匹描いて、2匹の会話にして。」

Q「チュン太郎がお兄さんで、チュン次郎がもう中くんなんだ。」

中「はい。描く時はホントにひゅ~って感じて、これでいっかくらいな。」

Q「決めセリフは『チュンチュン』って、でもアレどう見てもニワトリだよね?」

中「あはは。でも違うんです。鳥なんです。」

Q「レッドカーペットがアレを生んだんだ」

中「そうですね。しかも僕、テレビ局の人とかが僕のことを知ってるなんて信じられなかったんですけど、そのレッドカーペットのスタッフさんが『いつもライブで見てるよ。いつもライブでネタうまくいかないねえ。(セットが)倒れたり、ネタ飛んだりとかしてるよね。』とか言ってくれて。あ!僕のこと知ってるって時点ですごいビックリして、嬉しくて。」

チュン太郎とチュン次郎がこちら

#9 今田さんとさんまさんに褒められたもう中さん

レッドカーペットのスタッフさんに、もう中さんのライブを観に行っていた方がいました。

中「そのスタッフさんが初めて『いやいいねえ。面白いよ~』って言ってくれて。そしてレッドカーペットに出たんですけど、やっぱり会場では全然ウケなくて。で、中笑いになって。でも今田さんが『なんやアレ』って褒めて下さって、2008年の『さんまのまんま』に今田さんのおススメ芸人として出させていただいて。」

Q「さんまさんの前でやった」

中「そしたらさんまさんもすごく褒めて下さって!『なんじゃいこれ』って。その時のDVDいまだに僕、週1くらいで観てるんですけど。」

Q「これからもっと忙しくなるけど、ファンには同じネタばかり見せられないよね。どうしてく?」

中「それも2009年くらいに悩んでて、新しいネタを作る意欲を失くして・・・」

Q「そんな時期あった?」

中「2009年の夏くらいに。そんな時にサゲヤマさんって方から電話がかかってきて。」

Q「サゲヤマさん?」

中「君の作品で展覧会をやりたいんだけどって。でも『申し訳ないんですけど、僕の絵は落書きみたいなものですし、昔のネタとか下手したら段ボールなんで腐ってたりしてるかもしれないんで、展覧会とかはできないと思います。』ってお断りしたんです。」

Q「サゲヤマさんって何者だったの?」

中「展覧会のプロデューサーさんで。そしたらサゲヤマさん、僕の家に調べて来てくださって、部屋に上がり込んで来て。正座して『一緒に展覧会やりたいんだよ』って。」

謎の存在サゲヤマさんが出現!さあ、どうなるもう中さん!

#10 サゲヤマさんについてと将来の野望について語るもう中さん

展覧会プロデューサーのサゲヤマさんがお家までやってきたもう中さん。

中「僕も色々悩みとかあって、世の中に対しても暗いなぁって。街歩いてても『不景気』ってお言葉を耳にしてたりしたんで。そういうのが寂しいなって思ってたりして。そしたらサゲヤマさんが、『君の作品で色んな人を明るくしたり、世界を明るくしよう』って言ってくださって。」

このあたりからもう中さんの表情が緊張から溶け、インタビュアーさんの質問なしにどんどん饒舌になっていきます。

中「ちょうど自分がそう思ってた時なんで、すごい素敵なことだなって。『僕もそういうつもりでお笑いをやってるんです』って話して。」

Q「なるほど」

中「そしてチョットいいですか?って、実家のお母さんに電話して。そしたらお母さんが『そんな幸せなことないよ』って言って。」

Q「そこでもお母さんのアドバイスを聞いたんだ」

中「はい。そして去年2009年の10月から、渋谷のパルコでやることになったんです。」

Q「へえ!」

中「で、8月9月と夏の暑い日に毎日のように僕の家にサゲヤマさんが打ち合わせに来て。新作も作ったりして。あと僕がお酒の蓋を集めたりしてるんで、」

Q「酒の蓋?日本酒の?」

中「はい。お酒屋さんに行ってよくもらってくるんですよ。(注釈・もう中さんは下戸です)『そのお酒の蓋を使ってファッションショーとかやりたいんですよね』とか。あと『小さい頃からのお写真とかも飾る?』って話をしてて、『ただ飾ったら普通なので、釣り堀にして僕の写真が魚に付いてて釣れるとかどうですかね?』とか。あと『平和で幸せな気持ちになってもらうためには、寝るスペースもあったら面白いと思うんですけどね』とか、そういうワガママ的なことを色々と。」

Q「もう中くんのやりたい放題だ」

中「はい!そしたら全部それを叶えてくれて。」

Q「もう中くんがやりたかったことを渋谷の一等地で!話聞いてると、いいなあ。やりたいことが全部できて。もう中くんは笑いで平和にしたい?」

中「幸せに」

Q「形になっていくね。もう中くんはどこへ行く?」

中「僕はやっぱ、世界の人が誰でも知ってるような、世界中の人を笑顔にしたい。」

これで30分のインタビューは終了です。

展覧会はその後他の会場でも行われまた。https://matsumoto.keizai.biz/headline/543/

孤高のお笑い芸人・もう中学生~まとめ

約10年前のもう中さんのインタビューに、何をお感じになるでしょうか。

お笑い芸人になる目的がここまで明確でしっかりとしたビジョンがあるからこそ、ブレない笑いがあるんだなと感動します。

令和に入ってからのもう中さんの人気ぶりに、「やっと世間がもう中さんに追いついてきた」という表現がよく見受けられます。「どうして今まで、気が付かなかったのだろう」と。

逆を言えば、ずーっと初期の頃からもう中さんの面白さに気が付き応援し続けていたファンの方に頭が下がります。

もう中さんが心がけていることは、目の前の人を幸せにすること。そしてそれが世界の幸せにつながっていくことだと思います。
今この時代だからこそ、世の中はもう中学生を求めているのかもしれません。

もう中さんが見据えているのは世界です。

ロングインタビューの動画はこちらから。

もう中学生 ロングインタビューの検索結果 | GYAO!
GYAO!の「もう中学生 ロングインタビュー」の検索結果です。
タイトルとURLをコピーしました