令和3年再注目芸人・もう中学生のルーツを探る!~10年前のロングインタビューから分かる一貫したお笑いへの姿勢~<前編>

お笑い
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有吉さんが大絶賛し、あのマツコさんにも「今一番好きかもしれない」と言わせた芸人・もう中学生。

もう中さんの不思議な魅力に吸い込まれていくお笑いファンがただいま急増しています。

そんなもう中学生の魅力の裏には、もう中さんの「面白いと思うことを頑なに貫いてきた姿勢」があります。
どんな思いでこれまでのお笑い人生を歩んできたのか?挫折を感じた時期はあったのか?

何よりその不思議なもう中ワールドのルーツはなんなのか?
そんな疑問を紐解くヒントは、今から約10年前のロングインタビューの中にありました。

今回は全10回の若かりし頃のもう中学生のインタビューを紹介していきます!

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#1 インタビューの途中でトイレに駆け込むもう中さん

もう中さん登場「失礼いたします。よろしくお願いいたします。」

用意された座布団に座るもう中さん。なかなかしっくりこない。
最終的に「この方がラクかもしれない」と体育座りでインタビューがスタート。

もう中さんは色んな番組でも、胡坐をかく姿を見かけたことがありません。

Q「どうして『もう中学生』という名前にしたの?」

中「やっぱりいつまでもあの頃のというお気持ちで。」

Q「もう少し具体的に」

中「小6の3学期というお気持ちで付けようと。」

Q「文集のタイトルが由来だと聞いたけど、どんな内容だったの?」

中「お笑いを目指したいみたいなことが書いてありました。」

Q「クラスの人気者だった?」

中「人気者とかではなかったです。」

Q「リアルもう中学生君はどんな感じだった?」

中「出し物やったりしてました。(休み時間に)一人でミュージシャンの物真似したり。」

Q「誰の物真似?」

中「シャ乱Qとか」

Q「今できます?」

中「・・・・・。」

ここでなぜかもう中さんは急に言い澱みはじめます。そして唐突に、

中「ちょっとおトイレも途中に行ってきていいですか?チョットどうしても我慢できなくて、すいません。」

と、ここで一旦部屋を退出します。

残されたインタビュアーの男性は「不思議な子やなあ」と呟きます。

もう中さんはご自身のインスタライブでも、トイレタイムを設ける時がありました。生理現象に素直。これもまた魅力です。

会心の一ゲーでは、こんな一幕も。もう中さんの下ネタは、他の芸人さんとは違った趣きがあります。

#2  先生や両親からお笑いへの道を応援されてきたもう中さん

トイレから戻ってきてインタビュー再開です。

Q「なんで子供の頃からお笑いをやりたかったの?」

中「小さい頃から自然とです。お父さんがずっとお笑いばっかり観てたんで。」

Q「誰観てた?」

中「幼稚園の時はカトちゃんケンちゃんごきげんテレビ。小学校の頃は、ごっつええ感じを。」

Q「ダウンタウンが好きなんだ」

中「はい」

Q「もう中君の笑いとダウンタウンのコントの笑いの質は違うよね?」

中「いつも言われます。でも僕は好きなのはダウンタウンさんなんで。」

Q「高校時代はどんな『もう高校生』だった?」

中「高校時代もお笑いが好きなんで、まっすぐ帰ってお笑いのビデオを観るみたいな高校生でした。」

Q「その頃は誰を?」

中「当時もごっつええ感じの昔のビデオを観てました。」

Q「高校の時にはもう芸人になろうと決意してたの?」

中「はい」

Q「先生にも話したの?」

中「はい。先生に話したら『好きにすれば」と言われて。それでNSCに入りました。」

Q「それで(長野から)上京?」

中「はい」

Q「親御さんはなんて?」

中「お父さんお母さんも、好きなことしなさいって。」

Q「NSCに入ってどうだった?」

中「楽しかったです。毎日お笑いの勉強ができて。」

Q「その時はどういう芸をしていたの?」

中「その時は薬屋さんとかから段ボール拾ってきて。小さい段ボールを使ってネタをやっていました。」

好きな芸人さんと笑いの種類が違うことを指摘されても全く動じないもう中さん。そこにすでに、もう中さんの意志が隠れているように思います。

#3 段ボール芸を反対されても辞めなかったもう中さん

Q「段ボール芸をやるきっかけは?誰かの影響を受けたとか」

中「ではなく、ただ単に自分でやろうって思って。」

Q「どういう発想から?」

中「チョットあんまりきっかけみたいのは覚えてないです。ただ単にやろうと思って。」

Q「最初はどのくらいの大きさだったの?」

中「最初はこのくらいの大きさ(両手を広げる)で。ビルの建物とかタイムマシンとかを作りました。」

Q「それは東京に出てきて何年目くらいの時?」

中「3.4か月くらいです」

Q「NSC講師の反応は?」

中「すごく褒めてくれる人もいれば、『辞めろ、そんなこと』と言う人もいたり。あんまりみんな褒めてくれるよりは、『何それ』という感じが多かったですね。」

Q「それでも辞めなかった信念があった?」

中「信念というか、ただ好きなんでやりたいことやってるというか。」

Q「何をしているか理解されなかった?」

中「そうですね。社員さんのダメ出しは、とにかく小道具に頼るのを辞めなさいと言われて。」

Q「でも言うこと聞かなかった」

中「はい」

Q「段ボールの制作時間はどのくらい?」

中「その時作っていたのは小さかったので、1日とか2日とか。自分の前に置いたりしてやってました、恐竜とか。」

Q「物に頼るなと言われても、あえて言うこと聞かなかった?」

中「あえてじゃなく、お笑い・・・とういうか自分の好きなことなんで。」

Q「そんなこと言われても、好きなんだと」

中「あ、特にそういう・・・意見もありがたくて、『そうなんですね』と受け入れつつ、でも・・・はい。」

Q「意外に頑固なんだね。自分を持ってるというか。」

中「自分のことなんで自分で決め・・・やるというか。」

後半言葉を慎重に選びながらも、インタビューに応えていたもう中さんが印象的でした。

#4 「お笑いは自分の生きてきたこと」と言うもう中さん

意外に頑固だと指摘されたもう中さんの弁解が続きます。

中「算数とかなら決まったことを式に当てはめたりするんですけど、お笑いは自分の生きてきたことというか・・・なんで、(ダメ出しを)言われても、なるほどぉって学ばせていただいて、自分の中でそれを、じゃこうかぁ・・・って。」

Q「そしてまた、物を作ると」

中「そっか、物を作っちゃいけないのかぁって家帰って、でも作りたい!作りたい!ってなって、それが楽しいし、そういうのやってる人いないし面白いなって、色々考えたらそれに結局なっちゃう。」

Q「いくらくらいお金かかるの?」

中「物によるんですけど、昔やってた小さいのは2000円とか。でもお金がいくらかかるか、正確には分からないですね。絵具とかは随時空になったら買ってます。」

Q「でも最近の(レッドカーペット)の段ボールはものすごく大きいよね。どのくらい(期間)かかる?」

中「段ボール探してくるところから含めたら1週間以上・・・2週間くらいはかかります。」

Q「今のもう中くんの忙しいスケジュールで、週に何個くらいネタやってるの?新作は?」

中「新作はここのところ全然・・・」

Q「レッドカーペットは新作だよね?月に何回くらい?」

中「月に1回か2回くらいです。新しいのを。」

Q「こないだも家帰ってから絵を描くって言ってたよね?」

中「あの日・・・他の仕事があったのかな・・・。あ!そうだ!」

もう中さんの名言が飛び出しましたね。

#5 忙しさとネタ作りの関係について質問されて答えを拒否するもう中さん

先週のことを必死に思い出そうとするもう中さん。

中「1回帰って・・・全然覚えてないですね。」

Q「明日の収録の絵がまだ描けてないって、切羽つまった感じだったよ?」

中「あの日は・・・夜からまたお稽古あったんで、一旦家帰って3時間くらい塗ってまた戻って。」

Q「稽古終わってまた描いたの?間に合ったの?」

中「(昼の)12時に(収録現場に)行ったんで、そのままそっちでも続きを塗ったんで。」

Q「どうだった?その収録のウケは」

中「良かったです。」(結果は満点大笑)

Q「仕事の合間を縫って作業をしただけのことがあったね」

中(少し表情を曇らせながら)「自分ではチョット納得してないんですよね。」

Q「?」

中「そのネタについて納得してなくて。ホントはもっと変えたい部分があったんですけど、結局間に合わないからって妥協して・・・・」

Q「もう中くんのスケジュールがいっぱい入れられると思うけど、本当はもっと仕事を選びたい?」

中「僕としてはありがたいことでもあるんですけど今の環境が。でも今まで8年9年やってきた形と今は違くて慣れなくて・・・。ホントは自分の中で面白いって思ってることをやりたくて・・・はい。」

Q「テレビの仕事が忙しくなる前の方が、満足のいく絵やネタが作れたってことかな?」

中「ああ・・・そうですね・・・チョットこの話はあんまり・・・また、チョット難しいことになっちゃうんで・・・。」

ここで急に話を遮ろうするもう中さん!一体どんな思いがあったのでしょうか?!後半に続きます。

もう中学生ロングインタビュー前編まとめ

ここまではもう中さん10年前のインタビューの前半戦でした。

終始一生懸命言葉を選びながら話すもう中さん。この頃から節々に、周囲の意見を好意的に受け止めながらも、揺るぎない芸への姿勢を感じますよね。

インタビューも佳境に迫ったころ突然、話を掘り下げようとする質問をかわそうとし出したもう中さん!
さてそこにはどんな想いがあったのでしょうか?

後半に続きます。

ロングインタビューは芸人ロングインタビュー ロングインタビュー#1 もう中学生 | バラエティ | 無料動画GYAO! (yahoo.co.jp)から視聴できます♪

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